定例秋のコンサート
今年も秋のコンサートがやってきました。あ、上の子の学校のね。こっちのジュニアスクール(プライマリースクール)は日本で言う小学5年まで。7才から11才までのちっちゃい男の子達が管楽器、弦楽器、パーカッション、オーケストラそれから声楽のグループに分かれてその腕を披露。全員ではなく、楽器を習っている子達ね、これは。学年別には3曲くらい歌を披露。
上の子の学校は芸術に力を入れている所で、ドラマや音楽、絵画等で結構レベルの高い物を制作している。音楽は、定期的に行われるコンサートが命!って感じの先生が、これまた面白いパフォーマンスを考え子供達に教える。しかつめらしい顔をして子供達に楽器の指導をしているこの先生、コンサートの選曲はパーフェクト、いつもいつも最後には親達から拍手喝采を浴びている。
今回のコンサートも然り。シニアスクールの講堂で7時から開演。100何年前に建築されたビクトリアン調の講堂には、パイプオルガンが位置され重厚なマホガニーの壁には歴代の校長の肖像画が並んでいる。高さ10メートルはあるかと思われる程高い天井には細かい細工の施され、大きなシャンデリアが講堂を照らしている。親達は既に席に着き、今か今かと自分の子供の出番を待っている。
ステージにオーケストラが登場。あー、うちの子もいたわ〜。一番前の真ん中。セコンドバイオリンだけどね。音楽の先生の合図に子供達が弦をバイオリンに置く。曲は、ETよ、ET。へええ、良く弾いてるじゃない。えー、うちの子あんな高度なテクニック出来たかしら?えらいえらい。オーケストラは成功に終わり。親達からの拍手拍手で退場。次は日本で言う所の小1の合唱。かわいいねえ、まだまだ声が高くてきれい。次はパーカッションか。ドラムとか木琴とか。始まった曲は、スクービードゥー。ははは〜、面白い面白い。で、次は上の子の学年の歌唱。ベートーベンの第5に歌詞を付けての合唱。この歌詞がまた上手く作ってある。次の曲は私の知らない曲だったけれど、この歌詞もまたまた何とも笑いを誘う歌詞。寂しい曲調に、ママがこう言ったあ、パパは何とかしたあ、で弟はパパとママの知らない所でこんないたずらをして僕のせいにしたあ、とか歌っちゃって。んー、上手い!何が上手いって歌詞が上手い。上手すぎ。こういうのを聞いていると、つくづくこの国の人達はユーモアのセンスが抜群だと思わされる。終わった後で拍手喝采。ほんっとに楽しいコンサート。
次々と子供達のパフォーマンスが披露され、8時半前にコンサートが終了。アイルランド人の音楽の先生、満足感で満面の笑みを浮かべて親達に挨拶。それを親達の拍手拍手で迎える。伴奏者にも労をねぎらい、最後に校長の挨拶。
「毎年恒例のこの秋のコンサート、今年も彼(音楽の先生)のお陰でこんなに盛大に迎える事が出来ました。まだ彼にはお礼をキスをしてませんが、(がはは、と親達は爆笑)ワインを贈呈しようと思います。」この校長もユーモアたっぷりの挨拶で最後まで親達を楽しませてくれた。
今日はちょっと寝るのが遅くなっちゃったけど、楽しい思い出がまた1つ増えたね。
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