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2009年5月23日 (土)

チェルシーフラワーショウ

行ってきました、在英17年にして初めて。毎年のようにBBCが特集を組んでまでプロモートするこの園芸ショウーーー...日本語にするとちょっとトテッとくるけれど、ーーー興味津々で足を踏み入れてみる事にしました。

....とは言っても、自分でチケットを購入してと言う訳ではなく、今回参加している日本人グループの庭園のプロモーションに駆り出されて、です。

朝10時。スローンスクエアの駅を出て徒歩約10分。天気の良いのも手伝ってかぞろぞろと人の列が歩道を埋め尽くし、それに沿って歩いて行くと、ありました。チェルシーの大きな看板。既にチケットは完売済みらしく、入り口付近で、「チケット買います!誰か売ってくれませんかあ。」と大声をあげている白髪のオジさん達。へええ、こんな品の良いオジさん達が声を張り上げちゃう位、このイベントって盛大なんだねえ。

さて、チケットを持っていない私。オーガナイザーに入り口前で電話したら、「あ、ちょっと待ってて。」人ごみの中せかせかと歩いてきて「はい、これ。」何だろうと思ったら関係者用の腕輪。話を聞いたらこの腕輪、7個しかもらえなかったそうで、それなのに今日は12人の関係者が入ると言う事で、使い回しをしているのだそうな。「じゃあ、これを付けてもらって中に入ったら返して下さい。また他の人を入れるのに必要なので。」はあ。...ま、でもね、きちんと人数分あげない方の責任だしね。

ま、とにかくタダでイベントが見れる訳よ、これで。やったー!一体どんな風なんだろう?わくわく。あ!ここはBBCが特集していた庭じゃない。幾何学のコンクリ打ち付けの池に砂利。そこにところどころ植わっている草木。シンプルだけど、何かダイナミック。あ、こっちの庭は、そこら辺にでもありそうなカントリーコテージ風。色とりどりの草花が庭一面を埋めていて、でもそこには計算された見せ方がある。...らしい。へええ。ふうん。....。 さて、日本人が作ったのはどこかな?

あ〜、これねえ。すぐ分かるね。日本風庭園。苔が生えた石に囲まれた池。水の落ちる音。その周りを所狭しと埋めた竹、紅葉、菖蒲、そして藤。でね、もっと分かるのが、これは女性が作ったんだなってこと。綺麗な庭園。でもねえ、なんか、パンチが無いんだよねえ。心にガンって来るような物じゃない。(しいぃ!言っちゃダメだよ。)別に女性が作る物がパンチが効かないって言ってるんじゃなくて、ダイナミックに作られてない物の大半は女性が作った物って事。もったいないね。とっても綺麗なのにね。もったいない。聞いたら今年は銅メダルだったんだって。でもそれも納得しちゃう。

なんかさあ、ピアノもそうだけど、創作物って言うのはその人となりを見せるもんなんだよねえ。へ理屈を並べようとも、自分を良く見せようとも、そういう事が一切効かないのよ。同じ曲を弾いてたって、20歳の青二才天才ピアニストが弾く曲と70歳老年ピアノ教師が弾く曲は全然違う創作物になる。庭だってなんだってそうだと思う。結局は好きか嫌いかに関わらず、自分の人生、自分の人となりが出てしまう物なのだ。それからもう一つ。賞を取ろうと言う気構え。これが出るとはっきり言って賞は取れない。外野に構わず、ただただ自分の思うモノを造り出す。そこに上手く自分を直結出来たらすばらしいモノが完成するんだと私は思うね。

それにしても、日がてんてん照ってる中何時間も突っ立って自分の知らない草木の解説してたら日に焼けちゃったわよ!それもすっごく変に。洋服の痕がくっきり。げっ!これじゃあ服脱げないじゃんよお。もしかして明日くらいには鼻も向けちゃうかも。最悪。

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